Top Page 伝統工芸の技 伝統工芸の技 会津塗 ~漆器~ 木製の食器や家具に漆を塗って仕上げられ、使い込むほどに趣を増す漆器は、日本を代表する伝統工芸品であり、海外では漆器のことを《japan》と呼ぶほどです。会津塗りは、漆器の一大名産地です。 16世紀後半、会津領主の蒲生氏郷の保護により発展した会津塗は500年近い歴史を持ち、漆を塗り重ねるだけでなく、彫刻部分に虹色光沢を持つ貝殻を埋め込む螺鈿(らでん)技法、漆でつけた模様が乾かぬうちに金粉等を蒔きつける蒔絵技法、色彩の異なる漆を幾重にも塗った表面を削り磨くことで多彩な模様を生み出す虫食技法など、多くの加飾技法があることが特徴です。 当社では、これら熟練した職人さんの手による伝統的な漆塗りと加飾技法によって、音楽や楽器にちなんだモチーフを表現したオリジナル商品を販売しています。 本品は、全て天然素材から熟練工の手仕事にて制作されています。天然素材・手仕事であることから、僅かに一つ一つの仕上がりが異なりますが、むしろこれは一品ものの匠の技の素晴らしさでもあります。ガラス漆器朱盃音楽紋付【漆器ご使用上の主なご注意点】直接日光・温度の高いところにおくことは避けてください。変形、変色、かびを生じることがあります。ナイロンたわし、アルカリ洗剤、みがき粉等のご使用は避けてください。きず、変色、剥離の原因になります。 2018.04.02 07:01 甲州印伝 ~漆装飾鹿革工芸品~ 鹿革は、古来より日本で愛用されてきた素材で、染めたり模様をつけたりして美しく装飾されてきました。奈良時代には藁や松根でいぶして革を褐色に染めるふすべ技法の先例が見られますし、戦国時代にも漆付け・更紗技法で装飾された鹿革が鎧・兜の素材として重用されています。 これらの伝統技法を今日に伝え、日々の生活で愛用される製品を生み出し続けているのが甲州印伝です。 美しく染められた鹿革に、漆で模様付けされた印伝は、和装だけでなく洋装にもふさわしい気品と雰囲気を備えています。使い込むほどに馴染んでくる鹿革と、色が冴え深い光沢を増す漆模様が織りなすハーモニーは、長くご愛用いただける逸品と云えます。 当社では、伝統的模様付けをされた楽器演奏に便利なアイテムに加え、音楽をモチーフにした柄のバッグ・財布・カード入れなどのアイテムを取り扱っております。 本品は、全て天然素材から熟練工の手仕事にて制作されています。天然素材・手仕事であることから、僅かに一つ一つの仕上がりが異なったり、鹿側に小さな角ズレがあったりしますが、むしろこれは一品ものの工芸品の素晴らしさでもあります。伝統柄印伝音符柄印伝欧風デザイン(ポルカンド)【甲州印伝ご使用上の主なご注意点】 変色や色うつりする場合がありますので、濡らさないようご注意下さい。もし濡らしてしまった場合は、乾いた布で軽くたたいて水分をとり、陰干しにしてください。強くこすったり、折り曲げたりすると、剥離の原因となります。クリーナーやワックス等による汚れ落としやつや出しはしないで下さい。 2018.04.02 07:01 九谷焼 江戸初期から現在に至るまで、工芸美術品として、そして実用品として重用されている磁器が石川の九谷焼です。1600年代に大聖寺藩領内の九谷村で陶土が発見され、窯が興されたことを起源とされており、この頃の作品は古九谷と呼ばれます。その後1800年代に商人吉田屋によって再興され、様々な表現技法を発達させながら、隆盛や一時的な衰退の時を乗り越えて現代に至っています。一般に九谷焼というと、五彩といわれるカラフルで絢爛な上絵で仕上げた磁器が有名ですが、染付といわれるコバルトを含んだ絵の具で水墨画風に絵を付ける技法もまた優れています。すなわち、早くから輸出産業として発展してきた九谷焼には、様々な特殊技能の職人集団により、多彩なデザインに対応できるポテンシャルがあると言えます。絵付けだけでなく、生地をつくる、窯で焼く、など多くの工程が専門の職人によって分業化され、美術品でありながら実用品でもある産業として脈々と受け継がれています。それゆえ世間では、最終的に絵付けをした人の名が、その作品の作家名として知られることになりますが、その陰に幾人もの名工達によって仕上げられた幾多の工程があるわけです。例えるなら、著名な指揮者の名演のステージには、ひとり一人の名前は表に出ずとも、一糸乱れぬ名演奏家集団であるオーケストラがあるといったイメージでしょうか。一方近年、こういった分業制を離れて、生地造り・絵付け・窯焼きまで一貫して仕上げる陶工さんもあり、新しい作風を生み出しています。これもまた進取多様な九谷の伝統と思います。音楽雑貨専門店プレリュードでは、こういった陶工さん・作家さんのお力をお借りしながら、伝統技法の上に音楽モチーフを重ねて、新しいハーモニーを生みだそうと努力しています。 当店の九谷焼シリーズはこちら 2018.04.02 07:00
会津塗 ~漆器~ 木製の食器や家具に漆を塗って仕上げられ、使い込むほどに趣を増す漆器は、日本を代表する伝統工芸品であり、海外では漆器のことを《japan》と呼ぶほどです。会津塗りは、漆器の一大名産地です。 16世紀後半、会津領主の蒲生氏郷の保護により発展した会津塗は500年近い歴史を持ち、漆を塗り重ねるだけでなく、彫刻部分に虹色光沢を持つ貝殻を埋め込む螺鈿(らでん)技法、漆でつけた模様が乾かぬうちに金粉等を蒔きつける蒔絵技法、色彩の異なる漆を幾重にも塗った表面を削り磨くことで多彩な模様を生み出す虫食技法など、多くの加飾技法があることが特徴です。 当社では、これら熟練した職人さんの手による伝統的な漆塗りと加飾技法によって、音楽や楽器にちなんだモチーフを表現したオリジナル商品を販売しています。 本品は、全て天然素材から熟練工の手仕事にて制作されています。天然素材・手仕事であることから、僅かに一つ一つの仕上がりが異なりますが、むしろこれは一品ものの匠の技の素晴らしさでもあります。ガラス漆器朱盃音楽紋付【漆器ご使用上の主なご注意点】直接日光・温度の高いところにおくことは避けてください。変形、変色、かびを生じることがあります。ナイロンたわし、アルカリ洗剤、みがき粉等のご使用は避けてください。きず、変色、剥離の原因になります。 2018.04.02 07:01
甲州印伝 ~漆装飾鹿革工芸品~ 鹿革は、古来より日本で愛用されてきた素材で、染めたり模様をつけたりして美しく装飾されてきました。奈良時代には藁や松根でいぶして革を褐色に染めるふすべ技法の先例が見られますし、戦国時代にも漆付け・更紗技法で装飾された鹿革が鎧・兜の素材として重用されています。 これらの伝統技法を今日に伝え、日々の生活で愛用される製品を生み出し続けているのが甲州印伝です。 美しく染められた鹿革に、漆で模様付けされた印伝は、和装だけでなく洋装にもふさわしい気品と雰囲気を備えています。使い込むほどに馴染んでくる鹿革と、色が冴え深い光沢を増す漆模様が織りなすハーモニーは、長くご愛用いただける逸品と云えます。 当社では、伝統的模様付けをされた楽器演奏に便利なアイテムに加え、音楽をモチーフにした柄のバッグ・財布・カード入れなどのアイテムを取り扱っております。 本品は、全て天然素材から熟練工の手仕事にて制作されています。天然素材・手仕事であることから、僅かに一つ一つの仕上がりが異なったり、鹿側に小さな角ズレがあったりしますが、むしろこれは一品ものの工芸品の素晴らしさでもあります。伝統柄印伝音符柄印伝欧風デザイン(ポルカンド)【甲州印伝ご使用上の主なご注意点】 変色や色うつりする場合がありますので、濡らさないようご注意下さい。もし濡らしてしまった場合は、乾いた布で軽くたたいて水分をとり、陰干しにしてください。強くこすったり、折り曲げたりすると、剥離の原因となります。クリーナーやワックス等による汚れ落としやつや出しはしないで下さい。 2018.04.02 07:01
九谷焼 江戸初期から現在に至るまで、工芸美術品として、そして実用品として重用されている磁器が石川の九谷焼です。1600年代に大聖寺藩領内の九谷村で陶土が発見され、窯が興されたことを起源とされており、この頃の作品は古九谷と呼ばれます。その後1800年代に商人吉田屋によって再興され、様々な表現技法を発達させながら、隆盛や一時的な衰退の時を乗り越えて現代に至っています。一般に九谷焼というと、五彩といわれるカラフルで絢爛な上絵で仕上げた磁器が有名ですが、染付といわれるコバルトを含んだ絵の具で水墨画風に絵を付ける技法もまた優れています。すなわち、早くから輸出産業として発展してきた九谷焼には、様々な特殊技能の職人集団により、多彩なデザインに対応できるポテンシャルがあると言えます。絵付けだけでなく、生地をつくる、窯で焼く、など多くの工程が専門の職人によって分業化され、美術品でありながら実用品でもある産業として脈々と受け継がれています。それゆえ世間では、最終的に絵付けをした人の名が、その作品の作家名として知られることになりますが、その陰に幾人もの名工達によって仕上げられた幾多の工程があるわけです。例えるなら、著名な指揮者の名演のステージには、ひとり一人の名前は表に出ずとも、一糸乱れぬ名演奏家集団であるオーケストラがあるといったイメージでしょうか。一方近年、こういった分業制を離れて、生地造り・絵付け・窯焼きまで一貫して仕上げる陶工さんもあり、新しい作風を生み出しています。これもまた進取多様な九谷の伝統と思います。音楽雑貨専門店プレリュードでは、こういった陶工さん・作家さんのお力をお借りしながら、伝統技法の上に音楽モチーフを重ねて、新しいハーモニーを生みだそうと努力しています。 当店の九谷焼シリーズはこちら 2018.04.02 07:00