シンフォニーは開幕ベルの代わりだった!?──
交響曲やオーケストラの成り立ち、作曲家や楽器のトリビアなど、西洋音楽史のトピックをわかりやすく解説。
オケ奏者とオケ・ファンに贈る　知って楽しい「クラシックの常識」案内！

寸法：　四六判・並製
頁数：　カラー口絵4ページ＋224ページ
著者：　長岡 英
出版：　アルテスパブリッシング

オーケストラといえば交響曲、クラシック音楽では交響曲が一番重要という一般「常識」が成立したのは、いつ頃から？
音楽大学で西洋音楽史を教えるかたわらアマチュア・オーケストラでも演奏を続ける著者が、オーケストラや交響曲の成り立ちから、作曲家・楽器のトリビアなどを解説。
知っていると、もっとオーケストラが楽しくなる、西洋音楽史のコラム集。


著者プロフィール
長岡 英（ながおか・めぐみ）
千葉大学教育学部中学校教員養成課程、および東京藝術大学音楽学部楽理科卒、同大学院修士課程修了。ブランダイス大学大学院博士課程進学、2004年哲学博士号（音楽学）取得。2005年「ジョヴァンニ・アニムッチャのミサ曲」研究により第18回辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励金受賞。現在、電気通信大学、武蔵野音楽大学、上野学園大学非常勤講師。
専門はルネサンス時代のミサ曲。著書に『Guglielmo Gonzaga: Madrigali a cinque voci（Venice, 1583）』（共著、Garland）。訳書に『上手に歌うためのＱ＆Ａ』（共訳、音楽之友社）。